小学校や中学校の入学時に購入する「上履き」は入学する学校によって指定のものや推奨のものがあります。
小学校の場合は幼稚園や保育園で使っていたものをそのまま使ってもOKな学校もあり、500円前後で買えるバレエシューズを上履きとして使う方もいるでしょう。
しかし学校が指定・推奨する上履きは安くても1500円、高いものになると2500円前後になり、バレエシューズとの価格差はかなりのもです。
大手シューズメーカーの上履きは定価の時点でそれなりの価格
小学校の上履きを製造する大手のシューズメーカーといえばムーンスター、他にもアサヒシューズやアキレスなど大小多くのメーカーがあります。
このような”それなりの価格がする上履き”は定価販売の時点でそれなりの価格となり、大手インターネット通販をみても定価~少し安め程度の価格で出品されています。
学校指定店・推奨店で買うほうが安い
では小中学校の学用品を扱う小売店で販売される大手のシューズメーカーの上履きはどうか?となると、定価販売かそれ以下、大手インターネット通販で出品されている価格よりも安く販売されているケースが多いのが現状です。
ソール・ゴムが違う
1500円~2500円前後のそれなりの価格がする上履きと、500円前後で買えるバレエシューズとの大きな違いはソール部(靴底)
ソールはアウトソール・ミッドソール・インソールの3つで構成され、衝撃吸収に大きく作用するソールがミッドソールとアウトソール部です。
ソール部がペラペラの安いバレエシューズでは衝撃がダイレクトに伝わり足が痛くなることも。
またアウトソールも重要で、滑りにくさや硬化しにくいゴムや素材を使用していることもバレエシューズと大きく異なる点です。
中学校は上履きと体育館履き兼用が多くなる
中学生になると上履きの他に体育館履きが必要になりますが、近年の中学校は上履きと体育館履きを兼用する学校が主流になっています。
靴の構造もバレエシューズとは比べ物にならないほど丈夫に、インソール・ミッドソール・アウトソールの3層構造になりクッション性や履き心地は市販のスニーカーよりも格上に。
学生服を販売する小売店では価格も大手インターネット通販で出品されている同品番商品よりも安く販売(定価以下)されている場合がほとんど。
廊下や床の汚れ
安い上履きのアウトソールは硬化しやすく、カチカチになったアウトソールの上履きで校舎の廊下や教室の床を擦ると黒いすじが廊下についてしまうことがあります。
公立小学校の場合は上履きは「指定・推奨・なんでもOK」と分かれているので、学校の指示に沿った上履きの購入がベストでしょう。
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