小学校卒業式用のレンタルスーツがある学生服屋で制服を選びたい理由

小学校卒業式用のスーツ購入派とレンタル派

小学校の卒業式で子供が着るスーツ、セットアップ、ワンピースなどは購入派とレンタル派に分かれています。

とくに女子は購入する傾向が高く、男子はレンタルする傾向が高いのが現状です。中でも小学校の卒業式で袴（はかま）を着たい・着せたい親はレンタルする場合が多く、「卒園袴」としてビジネスを行うレンタル衣装屋さんもあります。

夢館は、創業160年以上続く京都の呉服屋が運営する京都最大級の着物レンタル店です。オリジナル柄を含めた着物の種類・色柄・サイズを数多く取り揃えています

ただし小学校によっては卒業式で子供が着る袴を禁止している学校もあるので、卒業式で袴を着たい場合は早い段階で確認をしておきましょう。

小学校卒業式で着るレンタル衣装のメリットはその日しか着ないので後の処理に困らない、購入に比べて格段に費用が安いメリットがあります。

ただしレンタル費用を安く抑えるにはレンタル衣装専門店ではなく学生服屋が持っている小学校卒業式用のレンタル衣装の場合です。

学生服屋が持っているレンタル衣装は年に一度しか着ないものなので痛みが少ない、レンタル衣装専門店のように頻繁に使用されているものではありません。

レンタルのデメリットはサイズ切れです。集中するサイズは150cm前後になり、レンタル衣装専門店や学生服屋はそこを中心に揃えていますが、年度によっては大きいサイズばかり注文が入る場合があります。

またレンタルの場合は早い者勝ちになるので卒業式間際になるとイメージしていたデザインや色が無い場合も…早めに準備を整えましょう。

購入のメリットは買ったその日から着れる、好きな場所や好きな時間で写真を撮れる、汚したり破損しても自分もの、豊富な種類から選べるといったメリットがあります。

スーツ、セットアップ、ワンピースはシャツ・ネクタイ・リボンセットなったものが一般的で価格はピンキリです。

あまりに安い価格のものは生地がペラペラで１～２回着たら終了、クリーニングしても型崩れしても無駄な場合も。そこそこの品物を買うなら1万円～2万円の予算が欲しいところです。

購入のデメリットは使い終わった後の処理です。

兄弟姉妹がいる場合は残しておけますが、それ以外は売るか人にあげるかの2択。

当然ながら小学校卒業式直後にメルカリ等で出しても厳しい状態となり、最も需要がある時期に出品するのがベストでしょう。ブランド品でない限り古着買取店に持ち込んでも二束三文の買取価格になります。

人にあげる場合は仲が良い友達同士でお互い納得の上で…が理想の形ですが、これが想像以上にデリケートな問題になることも。

小学校卒業後、同じ中学校に通う保護者同士の場合はお互いや周りの関係性をよく考えたほうがよいです。

小学校の卒業式で着る服は学校により入学する中学校の制服を着てもOKな小学校とNGな小学校があります。

NGとする小学校の理由は様々ですが、一番の理由はまだ中学生になっていない状態の子供が入学する中学校の制服を着て街に出る、これが主な理由です。

例えば入学する中学校の近くにある飲食店で、お友達同士で卒業パーティーを行う、その時に子供が来ている服が入学する中学校の制服のような状態です。

何も問題が起きなければよいのですが、時間が夜9時過ぎていたり子供が友達と騒いでしまったりすると、その姿を見た他のお客が「〇〇中の生徒がこんな時間に騒いでいる」となりかねません。

それだけで済めば問題にはなりませんが、苦情が入学する中学校に入ってしまうと問題化する場合も。これは実際に起きていることです。

しかし小学校の卒業式は入学する中学校の制服を着て出る、昔からずっと変わらずといった小学校もあります。

卒業式が近づくと小学校から卒業式に向けてのお知らせが配られるのでよくチェックしておきましょう。

ただしレンタル衣装を考えている方の場合はレンタル予約開始が秋から始まってしまうので、早い段階で学校に卒業式の服装について確認をしておく必要があります。