【スクールコート】学生服用のPコートやダッフルコートは市販品と何が違うの？

冬場になると通学で着るスクールコート、主流はPコートとダッフルコートで、とくに受験生は購入を検討している方が多いでしょう。

そんな時に学生服屋で売られているPコート・ダッフルコートと市販品では何が違うの？なぜPコート・ダッフルコートでダウンじゃダメなの？地味な色が多い理由は？

制服用のスクールコートは詰襟（学ラン）やブレザーの上から着れるように作られている

学生服屋が扱う冬場に制服の上から着るスクールコート（Pコートやダッフルコート）は、詰襟（学ラン）やブレザーの上から着れるように作られています。

市販のPコートやダッフルコート、とくにレディース品はデザイン性やシルエットを重視したものが多く、インナーにブレーザーや詰襟の着用を想定して作られていません。

そのため腕回りが細かったり肩幅が狭いものが多く、制服の上から着ると窮屈すぎて動けない場合も。

制服の上に着るコートを購入する再は必ず制服を着た状態でコートを試着しましょう。

学生服用のPコートやダッフルコートの色はだいたいネイビー・ブラック・チャコールグレーが主流になっています。

これは学校の規定でネイビー・ブラック・チャコールグレーのどれかと決められている場合が多いため、学生服用のコートを製造するメーカーもそれに合わせたカラーバリエーションにしています。

学生服屋が扱うスクールコートは地味な色しかない…と考えている方も多いでしょうが、学生服屋は学校規定に準ずる形のものを販売しているために地味なカラーバリエーションになっています。

スクールコートにPコートやダッフルコートが多い理由は学校規定でＰコートかダッフルコートと決められている場合が多いためです。

ネイビー・ブラック・チャコールグレーといった3色のカラーバリエーションと同じ理由でスクールコート製造メーカーは合わせた形で製造しています。

学校規定で冬場のアウターについての記載がなければダウンジャケットを着てもOK、中には生徒手帳に冬場の防寒着として「学生らしい服装」といった表現をする学校もあります。

ただし高校受験で面接がある場合を考えると遊び着っぽいダウンジャケットではなく、ネイビー・ブラック・チャコールグレーのPコートかダッフルコートを持っていたほうがベストでしょう。

3年生の受験シーズンに慌ててPコートやダッフルコートを購入される方がいます。

そもそもダウンジャケットの着方はインナーにブレザーを着るようなものではなく、あまり厚手でないインナーにピタッと収まるような着方が基本なのです。