小学校の授業や運動会などで使う体操着は上が白で下が紺のものが多く、同時に必要になるもので紅白帽(ツバ付き・ツバ無し)があります。
体操着関連や水着、上履き、防災頭巾などは皆さん同じものか似たようなものを使うため、持ち物には必ず名前を記入します。
そこで問題になるのが体操着にゼッケンで名前を書く書かない問題、近年の小学校では体操着にゼッケンで名前を書かない方針が増えています。
防犯の理由から体操着にゼッケンで名前をつけない
近年の小学校では体操着の全面にクラスや名前を書かなくてよい、書かないで欲しいとする小学校が増えてきています。
これは防犯上の理由になり、体操着の全面に大きく「○年○組 名前」が書いてある(名前ゼッケンで貼り付けてある)と学校に全く関係がない人間に生徒の顔と名前、学年とクラスまでもが分かってしまうから。
生徒と無関係の人間が顔と名前を知ることで、学校外で「○○君」と声をかけることが可能になってしまう理由にもなります。
近年では学校や生徒に対する不審者が現れると学校一斉メールで保護者に通達されるようになってはいますが、不審者に情報を与えない意味でも体操着全面への名前書きをしないよう説明をする小学校が多い状況です。
名前は外から見えない場所や小さい文字で
体操着の全面に名前を書かないとはいっても体操着や持ち物に名前を書いておかないと取り違え・間違いなどにより他の生徒のものと区別がつかなくなる場合が多々あります。
- 「紅白帽が○○君のものだった」
- 「体操着が○○ちゃんのものだった」
- 「水着が…」
このような取り間違いや勘違いして他の生徒のものを持ち帰ってしまうことは小学校でよくあること、小学校あるあるの一つです。
なので体操着にも必ず名前を記入するのですが、記入する場所はできれば体操着の裏側などに。
裏側に名前を書く場所がない場合は表に小さい文字で書くようにしましょう。
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