見た目では誰の制服かわらない
学生服は見た目が同じです。とくに新一年生時に新品の制服の場合は生地のヘタリや汚れがないので一度脱いでしまえば誰の制服だか判別不能。
名前が書いていない状態で同じサイズの学生服が混ざってしまうとポケットに入っている物などで判別するしかありません。
間違って他の人の上着を着てしまう可能性
他の生徒の学生服を間違えて着てしまう可能性があるの?と疑問に思う方も多いでしょう。
その答えは「ある」になり、制服の上着だけでなくボトムのスラックスやスカートも間違えて着てしまう可能性があります。
制服を間違えて着てしまう最も多いシーンが体操着や水着のような授業で着替える時など、本人に悪気がなく無意識で間違えてしまうケースです。
小学校で名前が書いてあるのに水着・体操着・通学帽子を間違えてしまうのと同じことで、中学2年生になるとそのような間違い少なくなり、今度は盗難の可能性が出てくる場合も。
学生服には名前を書く場所がある
中学校の制服は上着・スラックス・スカートに名前を書く欄が縫い付けられています。
苗字のネーム刺繍を入れない学生服屋で購入した場合は必ず名前を記入しましょう。みんな同じものなので自分の制服と証明する意味合いです。
リサイクル品や貰いものは名前が書かれていたり刺繍されていたり
リサイクル品や貰い物の学生服の場合は元の持ち主の名前が書かれていたい刺繍されているのが普通です。
前の持ち主の名前が書かれたまま着てしまう方やマジックで書かれた名前を黒のマジックで上塗りして着る方など色々です。
ネーム刺繍は洗濯やクリーニングで名前がぼやけない
学生服にマジックで名前を書くと最初の頃は問題ありませんが洗濯やクリーニングの回数を重ねていくうちに文字がぼやけてしまうことも(洗い方にもよりますが、マジックでは大体ぼやける)
ネーム刺繍の場合は糸を使うので洗濯やクリーニングで文字がぼやけることはありません。
一般的にネーム刺繍が入る体操着はガンガン洗ってもネーム刺繍が取れないように、ハードな洗濯をしても耐久性があるのがネーム刺繍です。
名前を上書きされない
ネーム刺繍のメリットは洗濯により文字が消えないぼやけないといったメリットの他に上書きされないメリットがあります。
これは制服が盗難された場合に有効なもので、マジックで名前を書いてある制服は名前を黒く塗りつぶしてしまえば誰のものか分からない、貰い物ともいえるしリサイクル品ともいえます。
その点、ネーム刺繍の名前を消すには糸を外す必要があり、この作業はとても難しく、失敗すると生地を破損させてしまう行為。ネーム屋ですら時間をかけて糸を抜く職人技です。
学生服のネーム刺繍は学生服屋により対応が異なるもの、ネーム刺繍サービス~有料~非対応まで様々。
ネーム刺繍が気になる方は購入を検討している学生服屋に問い合わせを行ってみましょう。
都立高校の制服になるとネーム刺繍を入れる店は少なくなります。
コメント